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うつつ世とまどろみの境を泳ぐ、とある妖の手記・・・らしいもの
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はい、随分と遅くなりましたが、ナハリという国に入国致しました。
ドクターは待ち侘びていたようで、炬燵の中で眠られていました。
このまま、気付かないでいてくださると、いいのですが(無理)。

・・・と思ったら、見事に気付かれていました、ようです。
お部屋にお掃除に入った時に、ふと置かれていた紙片。
珍しくエルフ語でない、僕にも読める公用語で、書かれていました。
(なかなか筆跡に癖がありますが)

http://shirono.okitsune.com/ashn.htm

・・・いやあの。
新たな喜びになんて、目覚めてませんから・・・っ!
そしてやっぱり、借金に足されるんですね、ドクターが破いた倭服と、
ドクターが燃した下履き・・・(ほろり)。

鼠・・・。
やっぱり、モルモットなんですね、鼠系の生物なんですね・・・。
俵の鼠が米食ってチュウ(おはぎ齧りながら)。



ともかく最低限の挨拶と、顔出しできそうなところへの、訪問。
ドクターに言わせれば、『マメ』らしいのですが、そうなのでしょうか?

内務大臣殿から早速、入国記念品の譲渡があり、2~3言を交わす。
どうやらお忙しそうだったので、後日またお茶でも致しましょうと、
約束してお見送る。

鳥殿から紹介されたディルオンス殿が、何やら婚約されるとかで?
お祝いに向かったり・・・(でもすごい臭気に退散)。

あと、うん。
彼女・・・が、いました・・・ね。
同郷の者・・・、仲間・・・同族・・・。

彼女は桜の妖で。
自分は柳の妖で。
決して、同じものではないが、共生するかのように、共に在る。
混ざりはしないが、敵対もしない、そんなモノ。

みわたせば 柳桜を こきまぜて
都ぞ春の 錦なりける  (古今集)

まぁなんだろう、彼女はああみえて、近付く者に喰らい付く、
キラーさくらんぼゆえに。
・・・遠目に、遠目に(ぁ)。



あの子のことを考えて、ぶんぶんと首を振る。
ここしばらく、頭から離れない。振り払っても、振り払っても。
ただ・・・慈しみたいだけだった。
支配なんて、本当はしたく、無かった。
何故、其れじゃ駄目だったの、だろう。

ドクターが僕にするかのように、扱えば満足したのだろうか。
否、きっと違ったろう。怯えて震えて、またあの姿を見せただろう。
僕が最も見たくなかった姿を。

『道具としてみなして良い』と言いながら。
あの子は愛を欲していた。
『これは恋』だといいながら。
兄の・・・その面影を重ねていたのだろう。

その矛盾に自分でも悩んでいたのだろうが。
僕には其れを受け容れる余裕は無かった。

愛していた、愛していたよ、可愛い子。
けれど、保護欲に近い愛情じゃ、君は納得しなかった。
足環を・・・、足枷と呼んで、大事にし。
僕のことを二番目、と言いながら。僕を想って狂っていった。

あぁそうだね、僕はとても嘘つきだった。
完全な嘘をつくために、ほんの少しの真実を、折り混ぜた嘘をつく。
けれど気付いていた? 君も嘘つきだったんだよ。
真実だと信じ込んで、自分の創り上げた嘘をついて。

僕は・・・どうすれば良かったのだろう。
僕は何を選べば良かったのだろうか。

わからない、わからない。かごめ、かごめ、後ろの正面だぁれ。
混乱する、答えは出ない、混乱する、答えられない。

・・・考えることを、やめよう。
ドクターの怒号でも、聞きに行こうか。
きっと、消毒液とうがい薬を間違えたら、また怒鳴って貰える。
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着ることになりました・・・とかね(とほ)。
しかも下履き・・・、燃やされましたよ・・・?
明日には新しい国に入国なのに。

・・・ま、まぁこんなこともあろうかと、下履きはいくつか用意しています!
こうなれば、根気勝負・・・ですよね・・・、きっと・・・。

入国挨拶くらい・・・、普通の格好でさせて下さいね・・・。

3dde1cbf.jpg























+何かが狂った診療所+/灰「ちょっとそのまま(黒ナース)外に買い物に行ってこい」/柳「な、何の罰ゲームですかそれは! とりあえず下履きは履かせてもらいますからね・・・っ!」

+ 柳 伽藺 +
(リュウ・カリン)

常に眠たい柳の妖。アッシュ医師の『モルモット』。

+++

『僕が貴方に、何の隠し事を出来ると、いうのでしょう』

(藍歩はとりあえず、庭の池を整備して、そこに小屋を作って隠そう。
冬の間はいけるだろう、・・・と思いつつ、何げなくクローゼットを開ける。
・・・黒い布地が落ちる)

『はっ。
いやこれは、何でもありませんよ、何でもね、ははは』

(がさがさとしまい直し)

+++

【別棟】
http://shirono.okitsune.com/karin.html
【日記帳】
http://wagashi.kai-seki.net/
【小窓(登録自由)】
momo_tomomo@hotmail.co.jp



むぅ、黒ナース服の存在が、知られてしまいました。(←自業自得)
しかし、藍歩は守れたようでひと安心です、・・・ね。
早いうちに、ちゃんとした居場所を、決めないといけませんね。

記念の絵も出来ましたので、月国を出ることにしました。
さて・・・急がなければ・・・。
それにしても、世界的な活気の影響も受けてか、随分と静かにはなっていたのですが、
それでも・・・決して大国ではないけれど、皆が支えあって火のしく過ごしているという、
かつての空気は・・・そのままでしたね。

守りたい。そう思った者が、守られていて。
其れを守り愛そうとする、新しい方たちの手で、新しいものへと昇華されている。
・・・とても幸せでした。

『自分たちはこの国に良い産着を、用意できたのだろうか?』

その答えを・・・見た気がします。
同時に、僕の罪の一つが、許されたのだろうか・・・と、感じました、ね。

描いた絵も、被写体の方には気に入っていただけたようで、ひと安心です。
さてさて、早く行かなければ。ドクターと・・・姉・・・が、待っているそうです。はふぅ(苦笑)。



訪ねて来られた方は、忘れようのない・・・炎の彩を宿した男性。
あぁ、来たのかな、と・・・思った。僕の過去の罪、その多くのうちの一つ。
自分はかつて、この方の大事な・・・、『家族のような存在』を、壊して・・・しまった。

言葉も上手く紡げず、現状も説明したものか、しないものか。
迷う僕の、頭を撫でる。赤い翼の・・・ひと。
怒っていないのだろうか、恨んでいないのだろうか。
許されたと思っていいのだろうか、許されてもいいのだろうか。

わからない。
あの頃の『罪』が、僕を追って来た。だからこの方が、ここに来たのじゃ、ないのだろうか。
・・・わからない。

・・・・・・。
あ、買い物・・・に、いかない・・・と。
(白菜が切れていたことを思い出し、上着を羽織って財布を持った)

何故か、ばたばたと忙しい日々が続き、何をしたという訳でもないのに、どっぷりと疲れが出ています。
向こうしばらくは週末のたびに、このような状態になるのでしょうね。
背後霊殿の生活が、充実しているなら良いこと、なのですけれど・・・。

(少し恨めしそうに視線を後方に向け)
 

+何かが狂った診療所+/灰「胡散臭い半妖を、言葉のままに信じる方が馬鹿だ(グラスの中身を揺らしつつ」/柳「ひどいなぁ。自分の主『は』化かしませんよ(みゅ、と俯き)」



+ 柳 伽藺 +
(リュウ・カリン)

いつも眠たそうな柳の妖。人で言えば20歳ほどの容姿。
柳葉の混ざった髪に、柳樹の如くか細い長身。

アッシュ・クイン医師に命を救われ、
現在『モルモット』中。

+++

『こ・・・、心得ておき、ますっ・・・(汗)

・・・さ、さぁ。
夕食のローストチキンの、匂いではないでしょうか(微笑)』

+++

お一方→塗り確認待ち
お一方→塗りに入ります

+++

アカリ殿より子ペンギン殿(嬉微笑)
なんと可愛らしい・・・♪

+++

momo_tomomo@hotmail.co.jp(登録自由)



ドクターの下でモルモットとして生活しつつ、月国の思い出となる絵を仕上げるべく、
自室では絵筆を握る日々。
筆をひとつ、ひとつ、進めてゆくたびに。遠い記憶が蘇ってくる。

思えば遠くに・・・、来たものだなぁ・・・(ふぅ)。

異大陸に渡った鳥殿から、紹介された方たちが連日、訪ねて来て下さる。
嬉しいことだが・・・、看護士服・・・しかも上だけ、の格好で・・・応対するのは、
少し問題があります、・・・よね?

着替えたらお仕置きらしいですが、来客時くらい見逃して下さい、ドクター。

・・・とか思っていると、アカリ殿が黒いナース服を、持って来て下さると仰られた。
 
 
 
ま、待って下さいアカリ殿!
僕は個人的な趣味嗜好で、あの格好をしていた訳では、決してなく・・・!!
(赤面涙目で訴え)
 
 
 
アカリ殿といえば、連れて来ていただいた仔ペンギン殿に、『藍歩(らんぽ)』と、
名前を付けてみた。
さてあとは・・・どうにかして、ドクターの目に留まらぬよう、死守するだけだ・・・。
見つかったら。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホルマリン漬け、だろうなぁ(遠い目)。

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自己紹介
HN:
伽藺(カリン)・クイン
性別:
女性
職業:
アッシュ医師の妻/ナハリ軍務補佐官
趣味:
家事、お茶、お喋り
自己紹介:
医師アッシュ・クインの妻である柳の樹妖。
外見年齢は20歳ほど、実年齢は20代後半。
夫との間に男女の双子あり。

性格はおっとり。
行動は良く言えば優雅、悪く言えばどんくさい。
少し急ぐとすぐ転ぶ。
ネバーランド・ナハリ国の軍務省にも補佐官として所属している。

ユエルティートという名の少女を、小鳥と思い込んでペットとして飼っていたことがあり、
人の姿を現した今でも、娘代わりとして可愛がっている。
義兄にはウィルフェア氏とティーラ氏。氏の家族や同居人諸氏とも懇意で、何かとお世話になっている。

お茶が大好きでお茶菓子も好き。
甘党で大食漢。カロリーコントロールを言い渡されるレベル。
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