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うつつ世とまどろみの境を泳ぐ、とある妖の手記・・・らしいもの
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そして話している間にも、食物は順当に消費されていた。
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ぱたん、と。本が閉じられる

「遅い」

医師の鼻筋に皺が寄る。
数刻前とは打って変わって、あからさまに機嫌を損ねていた。

外はすっかり暗くなっている。
まどろみから覚める。
光が、点から線へと変じ、白い面が現れる。
かざした手が、窓から差し込む夕日に光るのが、ぼんやりと見えた。

「・・・・・・」

しかし、手に塗られた油膏薬の、違和感より先に。
医師の頭には違うことがよぎった。
《PL・注》
この話は、アッシュ・クイン氏との間で交わした伝言を編集し、SS風味にまとめたものです。
編集・公開に関しては氏に許可をいただき、且つご協力をいただいております。



―目覚めの時。

患者の回復を見届けるのは、医師の務めである。
身体が回復しても昏睡状態であったら意味がない。
意識を取り戻し、しっかりと話せる状態にあるのを、確認するまで、
片時も目を離さず、見守っていなければならない。

問い掛けに対し、アッシュは直ぐにその解答を、提示はしなかった。
かわりに示されたのは、彼の持論と治療に対する理想。
そして、頭がおかしくなりそうな、しかし興味深い話に充分、
引き込んでから言い放った、質問への答え。

『俺のものになれ』

「・・・は・・・い?」

♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
自己紹介
HN:
伽藺(カリン)・クイン
性別:
女性
職業:
アッシュ医師の妻/ナハリ軍務補佐官
趣味:
家事、お茶、お喋り
自己紹介:
医師アッシュ・クインの妻である柳の樹妖。
外見年齢は20歳ほど、実年齢は20代後半。
夫との間に男女の双子あり。

性格はおっとり。
行動は良く言えば優雅、悪く言えばどんくさい。
少し急ぐとすぐ転ぶ。
ネバーランド・ナハリ国の軍務省にも補佐官として所属している。

ユエルティートという名の少女を、小鳥と思い込んでペットとして飼っていたことがあり、
人の姿を現した今でも、娘代わりとして可愛がっている。
義兄にはウィルフェア氏とティーラ氏。氏の家族や同居人諸氏とも懇意で、何かとお世話になっている。

お茶が大好きでお茶菓子も好き。
甘党で大食漢。カロリーコントロールを言い渡されるレベル。
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