忍者ブログ
うつつ世とまどろみの境を泳ぐ、とある妖の手記・・・らしいもの
 155 |  150 |  149 |  147 |  146 |  144 |  143 |  142 |  141 |  140 |  139 |
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

思いもがけないところから。
過去の記録が見つかった。
・・・消えてしまった、と、思っていたのだけれど。
でも、どこかに残っていたことも、知っていたんだ。

まさかこんなところで、こんなタイミングで見つかるとは、思っていなかったけれど。
黄泉還り。
あぁ・・・そうか。今日はそう・・・だったな。
死したはずの記憶もきっと、還って来たんだね。
・・・過去に許してもらえたって、そうおもって、いいの・・・かな・・・?

そう。
過去の記録が見つかったからって、現在をどう変えようとかは、思わない。
ちょっとしたせつなさや、愛着は感じるけれど。現在の方がもっと大事だから。

それに・・・。
あの方は、過去は捨てろと、言った・・・。
さすがに記禄は記憶だから、捨てることは出来ないけれど、より大事なものが、
何かくらいの判断は出来ているつもり。

過去が見つかったくらいで、今、愛しいと思う人やものを、
忘れることは出来ない。



けれど・・・。
やはり、懐かしいのは・・・、確かだな・・・。
あぁ。娘を巡って、その恋人と戦ったことも、あったっけか。
あの時は龍の力を得ていて、戦闘力だけはあったから、勝負はこちらが優勢だったのだけど。
娘が本気だということを知って、勝ちを譲った・・・のだったかな?

b4715a2b.jpg

























2003年4月・・・か・・・。もう7年以上も昔になるんだな・・・。
彼女はもうこの世界にはいない。その恋人だった彼も。
これとほぼ同時期に、呪いを纏った屍竜が闊歩する時代が始まり、そんな世界に嫌気が差したのか、
哀しみと共にその白い翼で旅立った。

雷の龍は・・・自分が隠そうとしていた、本能や本心を曝け出していった。
淋しさも欲望も憎しみも、隠そうとしたものを全て。
とても困ったけれど、一番・・・辛かったのは、自分の中にそんな感情が、
渦巻いていることを知った、そのこと・・・だった。

・・・認めたくないものばかりだったんだ。

0032b2b6.jpg

 

 

 

 

 










 
それ以前の昔、この世界にやって来てすぐの自分が、愚か過ぎただけだったのかも知れないけれど。

1d8d8e25.jpg





















8年・・・ううん、もう9年の昔。
初めてこの大陸に脚を踏み入れた自分は、まだ何知らなくて。
ただ世界に広さにどきどきとしていた。

あの時とは違い、力を貸してくれる龍も、仕えてくれる狐もいない、現在。
一人で立っているのは、ほんの少し心細い・・・。
それでもなんとかやっている。
イキモノって、強いのだなぁと、そう・・・思う・・・。

早く・・・、夜になぁれ・・・(’’

 

 

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
♥ Admin ♥ Write ♥ Res ♥
自己紹介
HN:
伽藺(カリン)・クイン
性別:
女性
職業:
アッシュ医師の妻/ナハリ軍務補佐官
趣味:
家事、お茶、お喋り
自己紹介:
医師アッシュ・クインの妻である柳の樹妖。
外見年齢は20歳ほど、実年齢は20代後半。
夫との間に男女の双子あり。

性格はおっとり。
行動は良く言えば優雅、悪く言えばどんくさい。
少し急ぐとすぐ転ぶ。
ネバーランド・ナハリ国の軍務省にも補佐官として所属している。

ユエルティートという名の少女を、小鳥と思い込んでペットとして飼っていたことがあり、
人の姿を現した今でも、娘代わりとして可愛がっている。
義兄にはウィルフェア氏とティーラ氏。氏の家族や同居人諸氏とも懇意で、何かとお世話になっている。

お茶が大好きでお茶菓子も好き。
甘党で大食漢。カロリーコントロールを言い渡されるレベル。
来客
[07/10 威紺]
[07/06 ティーラ]
[06/24 威紺]
[06/23 ティーラ]
[06/23 威紺]
金魚鉢
ぼくの金魚鉢
ブログ内検索
バーコード
Copyright ©  +日々徒然+  All Rights Reserved.
*Material by Pearl Box  *Template by tsukika忍者ブログ [PR]