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うつつ世とまどろみの境を泳ぐ、とある妖の手記・・・らしいもの
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唐突に・・・、思い至った・・・。
でも、そう・・・なのだろうな、そうであれば、説明がつく。
けれど、こんな単純な答えにどうして、行き着かなかったのだろう。


・・・行き・・・付くわけないか、あの頃の僕じゃ。
それのあの頃のあの子も、きっと聞いてはくれなかったね。
『君に俺が言い返せると思う?』なんて。
その言葉だけを告げて、その先を拒否した・・・だろう。

でもね、それも、それも。
全部が説明つくんだよ、この『解』が真実ならば、さ。

『彼女』に憧れた君が、『彼女』の憧れだった僕を、選んだ理由も。
君から望まれる感情が、兄としての保護にしか、思えなかった理由も。
君を見ていて僕が苛付いた、そして許せなかった理由も。

これ一つで・・・、説明がつく・・・。

確かに君の言う通り、保護・・・では無かったね。
けれど恋でも無かったんだ。
君の望むものを、僕があげられない、その筈だよ。
でもこれが分かっていれば、導いてあげられることくらいは、出来た。

あぁ、もう、もう。
なんでこれがあの時、分からなかったんだ。
いや・・・分からなかったよな、自分にそんな視線が向けられるなんて、
想像もしてはいなかったから。

・・・あの人は、『彼』は。赤い翼の彼は・・・分かっているのだろうか。
だとすれば、あの人が来た理由は、『復讐』なんかじゃ・・・ないな。
でもだからって、今さら、今さら、どうしろっていうのだろう。

此れは君と僕。互いの関係を、根底から崩す、そんな真実なのだもの。

あぁ・・・誰かに話したい。当時のことを、知っている人でもいいし、
知らない人でもいい。
話して、僕の行き付いた答えが、合っているのかどうか、一緒に考えてほしい。
やばいな、こんなに人が恋しくなるだなんて、思いもしなかった。
ドクターは・・・駄目だろうな、あの人は僕の過去の話なんて、聞きたくない筈。
でも、じゃあ誰に頼れば、いいんだろう。誰に甘えたらいいんだろう。

真実は時に残酷で、大きな喪失を伴うものだ。
もしこれが本当ならば、僕は大きな一つの罪を失って、新たな罪を手に入れる。
誰か・・・、誰か・・・、隣で聞いてくれているだけで、いい。

・・・でなければ、壊れそうだよ。
違うな、壊してしまいそうだ、僕が、僕を。
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自己紹介
HN:
伽藺(カリン)・クイン
性別:
女性
職業:
アッシュ医師の妻/ナハリ軍務補佐官
趣味:
家事、お茶、お喋り
自己紹介:
医師アッシュ・クインの妻である柳の樹妖。
外見年齢は20歳ほど、実年齢は20代後半。
夫との間に男女の双子あり。

性格はおっとり。
行動は良く言えば優雅、悪く言えばどんくさい。
少し急ぐとすぐ転ぶ。
ネバーランド・ナハリ国の軍務省にも補佐官として所属している。

ユエルティートという名の少女を、小鳥と思い込んでペットとして飼っていたことがあり、
人の姿を現した今でも、娘代わりとして可愛がっている。
義兄にはウィルフェア氏とティーラ氏。氏の家族や同居人諸氏とも懇意で、何かとお世話になっている。

お茶が大好きでお茶菓子も好き。
甘党で大食漢。カロリーコントロールを言い渡されるレベル。
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