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うつつ世とまどろみの境を泳ぐ、とある妖の手記・・・らしいもの
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こ、困ります、困りますっ・・・!
・・・し、幸せ・・・過ぎて、・・・困りますっ・・・!!///

(興奮状態でじたばたしている)

はふ、ぅ。とりあえずこのままでは、いろいろと嬉しはずかしで周りの方からすれば、訳がわかりませんよね。
少しまとめましょう・・・。

ここ数日、というか数週間という感じかな。僕はそんなに作業が早くないので。
いろいろなお仕事で忙殺されていました。
主には絵仕事とそれに伴う交流でしたでしょうか。
そして、まぁ、何から話していいのやら、なのですが・・・。

数日前に結婚式に出席して。
帰宅時の僕がかなりうかれていたのでしょうか?
結婚式には興味がない(ウェディングドレスにはあるようですが)と言っていたはずのドクターが、
『したいのか?』と聞いてきて・・・。

正直、結婚したいとか結婚式をしたいとか、そういうことまでは考えていなくて。
ただ・・・幸せそうでいいな、祝福されるって嬉しいんだろうな、みたいなことだけ考えていて。
何故だかものすごくあの方の側にいたくなって。
だから・・・。自分でもよくわからなかったのだけど・・・。

というと、『[貴様は幸せではないのか?』と聞かれ、そういうわけじゃないのだけど・・・あうぅ! と、
どう説明していいかわからなくて、わたわたしていましたのですね。

今思えばあの段階で、ドクターも思うことがいろいろと、あったのでしょうね。

昨日、そのええと経緯は省きますが(はうぅ///)、ちょっとしたことがあって・・・まぁ・・・。
ドクターの、お手伝いをしている研究作業が、それなりの形になって来て、
お互いに気分が盛り上がっていたこととか・・・。
ええと注文していた衣装が届いて、あのその・・・それが随分と、ドクターのお気に召したこととか、
とにかくまぁいろいろ、理由はあったわけですが・・・。

あの、プロポーズ・・・と、いうのかな? を、・・・受けることになりまして・・・。
あ、でもあれって僕からおねだりしたことになるのかな、じゃあ受けるという言い方もおかしいかな、
でも、式の日取りを考えておけと言ったのは、あちらで・・・うーん・・・??

と・・・とにかく・・・。

今すぐというのは、色々とお互い忙しいので無理だけれど、いずれその・・・一緒になるというか、
そういう言い方もおかしいかな、もう一緒に暮らしているし・・・、ええとだから・・・。
つ、妻・・・に、・・・なる・・・のだと、思います、・・・うん(頬染め俯き)。

あの、だけど。
僕には、あの方に隠していたことが、ひとつ・・・あって。
実は最近、あの方の恋人となって・・・、絆を深めて・・・行けば行くほど、それが心苦しくなっていて。
嬉しいのだけど、でも、そのこととか。驚きとか戸惑いとか、そういうのが飽和してしまって、
泣いて・・・しまったのですよね・・・。

それを『嫌がっている』と、取られてしまいそうになったので、それを違うのだと伝えて。
この際だからお伝えすることに決めたのです。
元々いつお伝えするべきだろうかと、様子を伺っていたことでもありますし。

あの方は、黙って最後まで、聞いて下さりました。
やはり快い内容ではなかったようで、途中何度かお酒で気持ちを、落ち着かせていたようだけれど。
それでも最後まで聞いて。『それで今は誰が好きなのか』と尋ねられ。
『貴方しかいません。今までお付き合いした方への感情は、貴方へのものとはまるで違う』と、
答えると。

気持ちがもう過去に残っていないのなら。
それは・・・僕がずっと気にしていたことは、裏切りではなくただのプライバシーだと。
そう告げて・・・下さいました。

割と嫉妬深い方なのですけれど(そこもまた好きなところなのですが///)、
あの方なりにきっちり筋道は立てて考えていらして、つまるところは現在の気持ちのあり方が重要であり、
過去の気持ちや関係は問わないというスタンスのようです。
(問わないといっても、本当は気分の良いものではないのだろうし、痩せ我慢だと思うのだけれど、
それでも『やるべきこと/やらぬべきこと』を、自分の中できっちりとルールとして決めて、
多少苦しくても、それを守ろうとする姿勢は、格好良いと思うのです・・・)

また、泣いてしまいました。でもそれは、赦されたという安堵からくる、嬉し涙で。
心配させては困るからそう伝えっると、今度はあの方も誤解はされないようでした。
そして今度こそ、安心してあの方の妻となることを、素直にお受けすることが出来ました。
だってもう隠していることは、何ひとつ無い・・・筈ですもの・・・。

そういうわけで。結婚を決めるにしては少々空気を、読まなかったかも知れませんけれど、
でも僕にとっては、お伝えしておかないと、頷けなかった・・・ことで。
拒否しているのでは、ないということを分かって欲しかったから、あれは必要なことで・・・。

そういう訳で、困らせてしまったけれど、でも改めて。

あの方の人生のその残った時間、共に歩ませていただくことに、なりました。
何十年になるかはわからない、何百年になるかはわからない。
(あの方はエルフ、僕は半妖なので)
けれど、その時間をずっと共に過ごして、いつか消え行く時も共に・・・。
ずっと永く手を取り合って、愛し合って行けたらな、って。

具体的なことは、まだ何も決まっていません。結婚式がどうだとかそんなことは。
けれどいずれ、僕はあの方の家族になる。『良き家族』を創るために・・・。
ここまで呆れずに読んで下さったということは、多分貴方は僕の『良き友人』であるのでしょうから。
そのことをお伝えしておきますね。

とはいっても・・・。
『もう夫婦同然でしょう? いまさらだなぁ』とか、言われてしまいそうなものですね、あはは;
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自己紹介
HN:
伽藺(カリン)・クイン
性別:
女性
職業:
アッシュ医師の妻/ナハリ軍務補佐官
趣味:
家事、お茶、お喋り
自己紹介:
医師アッシュ・クインの妻である柳の樹妖。
外見年齢は20歳ほど、実年齢は20代後半。
夫との間に男女の双子あり。

性格はおっとり。
行動は良く言えば優雅、悪く言えばどんくさい。
少し急ぐとすぐ転ぶ。
ネバーランド・ナハリ国の軍務省にも補佐官として所属している。

ユエルティートという名の少女を、小鳥と思い込んでペットとして飼っていたことがあり、
人の姿を現した今でも、娘代わりとして可愛がっている。
義兄にはウィルフェア氏とティーラ氏。氏の家族や同居人諸氏とも懇意で、何かとお世話になっている。

お茶が大好きでお茶菓子も好き。
甘党で大食漢。カロリーコントロールを言い渡されるレベル。
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